AppleのAirMac Extremeを購入したレビュー
Appleから発売されているAirMac Extremeベースステーション「MD031J/A」を購入しました。
15,000円ほどする製品ですが、HDD接続による利便性の向上や、メンテナンスの簡単さ、デュアルバンド対応による通信速度アップに期待して、Buffalo製の無線LANルーターから買い換えです。
以下、設定方法や使い勝手などを簡単にまとめてみました。
外観、インターフェイス
Apple純正品ということもあり、見た目は非常にシンプル。大きさはこれまで使用していた製品よりも大きく、横置き専用です。
背面。左から、電源(ACアダプタあり)、USBポート、WANポート、LANポート×3。セキュリティスロットも用意されています。
USBポートにはプリンタやHDDの接続、セルフパワーのUSBハブを用いて、複数のデバイスを接続することも可能です。
AirMac Extremeの設定
単にケーブルを繋げて電源を入れ、Macで専用のアプリを起動すれば接続OKというのは非常に簡単でした。
まず、ひかり電話ルータとAirMac Extremeを接続し、電源をON。Mac側でAirMacユーティリティを起動すると、自動で検索が開始され、AirMac Extremeに接続します。
ゲストネットワークを設定(任意)し、プロバイダの情報を入力すれば設定は完了。
2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応なので、MacBook Air用に5GHz帯のネットワークを作成し接続。iPhone 5は5GHz帯に、iPhone 4Sより前のモデルは2.4GHz帯に接続することになります。
iPhoneからもAirMacユーティリティで
Apple公式のiOSアプリも無料で用意されており、Mac側と用途に応じて使い分けることができる点もプラス。iPhoneからでも工場出荷状態への復元や、ベースステーションの再起動などを行うことが可能になっています。
AirMacユーティリティ 1.3.1(無料)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Apple(サイズ: 5.3 MB)
AirPlay用にAirMac Expressの設定
iTunesの音楽をワイヤレス再生できる「AirMac Express」
続いて、AirMac Expressを設定。
上記のAirMac Extremeの設定後、ネットワーク上からExpressが見えなくなっていたため。接続はリセットボタンの長押しでOKでした。
私が持っているのはコンセントに直付けのタイプですが、現行の製品ではデザインが変更になっています。
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USBポートにHDDを接続し、Time Machine , AirMac Disk用に
500GBのHDDを250GBずつのパーティションに分けておき、それぞれTime Machine(バックアップ)、AirMac Disk(共有ドライブ)として利用することに。
ポータブルタイプのHDDを使用しているので、Appleが推奨しているセルフパワーを満たしていませんが、問題なく動作しています。
通信速度の向上
BNRスピードテストによる結果。フレッツ光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ (Max 200Mbps)。
全く同一の条件で比較したわけではないので、参考程度ですが。
導入前:52Mbps (6.5MB/sec)
導入後:71Mbps (8.9MB/sec)
まとめ
同じApple純正のTime Capsuleと悩んだ末の購入でしたが、HDDが外付け接続できるという点で後々修理となった場合には困らないと考えました。
他社製に比べ多少の割高感はありますが、セットアップやメンテナンスの簡単さ、拡張性の高さ、iOSデバイスとの親和性を考えると、良い製品だと感じました。
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