SMARTエラーにより、MacBook Air(Mid2011)のSSDを交換してみた
使用しているAppleのMacBook Air (Mid2011)のSSDを交換しました。
275GBのSSD(Crucial CT275MX300SSD4)と変換アダプタを購入し、容量は購入時の64GBから275GBへ。データは全て外付けHDD保存のためバックアップ作業などは特にしていません。以下、簡単にまとめます。
原因はS.M.A.R.T. エラーの発生
クリーンインストール(初期化)を行うため、ディスクユーティリティから消去を行ったところ、「S.M.A.R.T. エラー」の表示が。この表示が出たため、OSのインストールが不可能になりました。
つい先日、MBAのバッテリー交換を実施し、必要な工具は揃っているので、ジーニアスバーではなく自分でSSDを調達し、交換することにしました。
購入した製品
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[2018.09 追記]
SSDは新しいモデルに変更されており、モデルラインナップが「250GB」と「500GB」となっています。価格は約7,000円、11,000円と非常に安くなっているので、用途に応じた容量のものを購入されるといいと思います。(私が購入した275GBモデルの値段と現在の500GBモデルがほぼ同額です。)
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上記の2点。調べたところMacBook Air用としては、Transcendから発売されている「JetDrive」という製品が有名なようでしたが、240GBでお値段2万円オーバーと少しお高め。なので、よりお値段が手軽なM.2 SSD(275GB)と、MBAに使用するための変換アダプタをAmazonで購入。JetDriveの半分ほどのお値段ですみました。
交換手順
購入済みですが改めて。MacBook AirのSSD交換に必要な工具は上記画像のようなドライバー2本。本体カバー用に星形ドライバー(赤いもの)と、内部の部品用に精密ヘクスローブドライバー No.3542(黄色いもの)が必要。ホームセンターなどにも置いてあるはずで、お値段合わせて1,000円くらい。ジーニアスバーなどが近くにない方などは、持っておくと何かと便利なアイテム。
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まずはMacBook Air本体のバックカバーを開けます。ビスは全部で10本。これを上記の赤いドライバーを使って外す。カバーに「ツメ」はないので、ビスを取れば簡単にカバーが取れます。
カバーを開け、中央部バッテリーの上にあるのがSSD。これを交換します。
SSDには右側にビスが1本あるので、上記の黄色いドライバーでこれを外す。そうしたら右側を少し持ち上げながらSSDを引き抜きます。
一応詳しく。上から「取り外したSSD」、「購入した変換アダプタ」、「購入したSSD」。「取り外したSSD」と、「購入したSSD」はコネクタ部の形状が異なるので、変換アダプタが必要となります。
変換アダプタへの接続は簡単ですが、サイズがほんの少し違うせいかSSDが反ってしまったため、紙ヤスリで調整しました。
インターネットリカバリー
交換したSSDは真っさらな状態なので、command + Rキーを押し続けて、インターネット復元から起動。ディスクユーティリティでディスクを消去。
あとは、Mac OS X を再インストール → ディスクを選択してインストール開始。20〜30分ほどかかりました。
その後、最新の macOS Sierra へとアップデート。Lion → Sierra へは直接できましたが、容量が5GBほどありました。
ベンチマークアプリで測定
Mac App Storeでも入手可能な「Blackmagic Disk Speed Test」によるSSDの測定結果。
製品情報ページに比べ低めですが、このくらい?
Mid 2011 MBAでもまだまだいける
購入から5年以上が経過し、これまでなんとなくモッサリと動いていましたが、1万円ほどの投資で、まだまだ戦えるMacBook Airへと戻りました。SSDの交換は初体験でしたが、少しでも参考になればと思います。