コスパの良い格安SIMフリー端末、FREETEL 雅(MIYABI)を購入してみた。


2年ほど前に契約したauのiPhone 5の買い替えとして、FREETELが10月2日に発売したSAMURAIシリーズ雅(MIYABI)を購入しました。価格は19,800円でRAM 2GB、ROM 32GB、LTE対応、液晶画面サイズは5インチ。購入して1週間ほど、簡単にファーストインプレッションをまとめてみます。


MIYABI(ミヤビ)の特長|FTJ152C-Miyabi|FREETEL(フリーテル)のSIMフリースマホ

開封〜使用準備


本体の裏側はマイナスドライバーで簡単に開けることができます。ただ、ツメの部分がやや心配で頻繁に開け閉めをしたり、力加減を間違えると折れそうな気も…全体のデザインとしては◯で、格安スマホだからといって安っぽい感じはありません。



重要な購入条件の一つだったのがバッテリー。雅は2,200mAhと容量は決して大きくありませんが、取り外しが容易で、今後別売りも予定されているそうです。その価格は明らかになっていませんが、是非購入しておきたいところ。


スロットは左からmicroSDカードとmicro SIMカードが2つ。ROM32GBと十分な容量の雅ですが、どうせならということでTranscend製の32GBのmicroSDカードを購入。SIMのAPNは初回ON時に自動設定(IIJmio)されていました。デュアルSIM搭載ですが、日本国内使用時の同時待ち受けはできないようです。

操作感、便利機能

そこそこに手は大きい方ですが、なんとなく避けてきた5インチ端末。やはり片手で操作しきるには少し辛いところがあります。上下のスクロール程度なら十分片手でOKでした。重量は150gで、これまで使ってきたiPhone 5に比べると増えましたが、そのサイズ感からか重さは感じません。手が触れる部分に丸みがあるため操作時のストレスはなく、長時間の使用でも問題ありません。



使っていて意外と便利に思ったのが、この画面ダブルタップでのスリープ解除。特に机の上に置いてあるスマホの利用時に役立っています。設定→ジェスチャーアンロックから、スライドでロック解除、特定の文字を描いて任意のアプリを起動させることも可能です。



microSDカードへのアプリ移動も簡単。容量の大きなアプリで本体容量を気にすることなく使えます。内部ストレージ⇄microSDカードどちらの移動も可能です。

使ってみて気になる点も


最も心配しているのは本体上部にあるmicro USB端子部。充電・転送には汎用性のあるmicro USBケーブルが使えるため、付属のケーブル以外のものを使っていますが、少し削れたようになっています。また。コネクタ部が少し奥に入っている構造からなのか、ケーブルが差しずらい感じがします。


雅ユーザー間で評価が分かれているタッチパネルの反応については、そこまで気にはなりませんでした。ただ、ちょこちょこ遊んでいるスマホ用ゲームアプリ「Clash of Clans」はこれまでのiPhone 5に比べて反応が良くない印象。他のゲームは試していませんが、細かく素早い反応を要求するのは厳しいと思います。

全体としての印象

まだ使った期間は長くありませんが、実売約2万円という価格を考えるとかなりコストパフォーマンスの良い端末というのが第一印象。


雅は発売前から価格以上の性能を誇る端末ということで注目していましたが、正直な所あまり耳にしないブランド名と、その初期ロット品ということで人柱覚悟の面がありました。しかし実際使った所の仕上がりは上々で、好感が持てます。今後どういった面が出てくるか分かりませんが、またレビューしていこうと思っています。