Reeder for iPhoneがメジャーアップデート。新旧バージョンを比較してみた。

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非常に軽快な動作と優れたUIで、ユーザーも多いiPhoneGoogleリーダークライアント「Reeder for iPhone (以下、Reeder)」がバージョン3.0へとアップデートされました。
デザインや操作面など変更が多いので、一部以前のバージョン(ver 2.5.4)との比較をしながらアプリを紹介します。


Reeder 3.0.1(無料)App
カテゴリ: ニュース
販売元: Silvio Rizzi(サイズ: 4.2 MB)

新バージョンの主な特徴

  • アイコンを含むデザインを一新
  • マルチアカウント対応
  • アプリ内でフィードの追加、フォルダ振り分けが可能
  • 記事ごとに行間、フォントの変更が可能
  • スワイプ、2本指によるジェスチャ対応
  • テキスト選択状態で他のサービスへの連携に対応

同期スピード、スワイプ操作による連携


Reeder for iPhoneアップデートでRead It Laterと一発連携し、ますます便利に。
私が最も重要視する同期速度。アップデート後も、同期の速度は十分で、記事一覧画面でのスワイプによる他サービスへの連携は健在です。
左右どちらのスワイプも動作の割り当てが可能で、記事一覧画面ではマーキングがされるなど、視認性が向上しています。

スワイプによる記事の移動が分かりづらい

今回のバージョンアップで最も戸惑ったのがココです。



上記の2枚は記事一覧から選択した画面。画面上部のツールバーは固定ではなく、この画面で記事を下まで読むと、「左右スワイプ」で移動することになります。



今度の2枚は元サイトを表示した画面。画面上部のツールバーは固定となり、この画面で記事を下まで読んでもスワイプ操作は不可能で、「左上のボタンタップ」で戻ることになります。



こちらはメジャーアップデート前のバージョン2.5.4の時。スワイプ操作による画面遷移はできませんが、どちらもツールバーは固定されていて、迷うことはありません。


記事一覧画面では、スワイプジェスチャの割り当てがあるので仕方がありませんが、このような画面遷移は戸惑う場面もあるので、今後の改善を期待しています。

アニメーション効果


「記事一覧画面での2本指スワイプによる既読処理」、「記事画面で最下部までスクロールすると次記事への切り替え」とデザインを重視したUIとなっています。


ただ、2本指によるスワイプ操作は片手操作派には、使い所がなさそうな感じを受けます。この他、画面遷移の時にもアニメーションが追加されていますが、動作が重くなった感じはしません(iPhone 4S使用)。

その他の気になる点


あまり細かく気にしてはいませんが、以下の2点も。

  • 上部にアカウント名が表示(マルチアカウント使用時など)
  • タイトル部のスペース、Readabilityアイコン表示のオンオフ

完成の2.5.4、これからの3.0

http://daisukeblog.com/?p=1819
上記エントリで挙げられている通り、追加された新機能に関しては、同種の別アプリの方が使い勝手などの面で上回ります。
新バージョンでもReederの特徴である同期、動作速度に不満はありませんが、細かな使い勝手などを総合すると、現状では以前のバージョンの方が良い印象を持ちました。


ただ、Reeder新バージョンは既にリリース後、アップデート(3.0.1)が行われています。今回のバージョンでも良アップデートが行われていくことを期待しています。簡単な比較でしたが、少しでも参考にしていただければと思います。


Reeder 3.0.1(無料)App
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販売元: Silvio Rizzi(サイズ: 4.2 MB)