iPhoneのホームボタンを画面上に出現させる「AssistiveTouch」
先日リリースされたiOS5に搭載されている機能の一つAssistiveTouch。
この機能のおかげで反応の悪くなったiPhoneのホームボタンを画面上で操作することができるようになりました。
設定方法
[iOS 9,iOS 10での設定方法]
この機能はApp Storeからアプリをインストールするわけではありません。設定→一般→アクセシビリティを開き、下にスクロールすると「操作」という分類項目のところに「AssistiveTouch」があります。ここをタップすると、ON/OFFの切り替えが可能です。
アクセシビリティでは「ショートカット」というメニューがあり、そこから「ホームボタンのトリプルクリック」、つまり連続3回押しの設定が可能になっています。常時、表示させるにはジャマだけど、必要な時に呼び出したい時はホームボタンのトリプルクリックは便利。ただ、設定したことを忘れていると、ある日突然「iPhoneの画面上に見慣れない灰色のボタンが現れた」といった場合もありますので、ここの設定を変えればOKです。
[以前のiOSでの設定方法]
設定アプリ→アクセシビリティ→身体機能サポートのところにあるAssistiveTouchをタップ。あとは画面一番上の項目にあるAssistiveTouchの項目をオンにします。
ハードボタンを画面上から操作する
設定後、画面右下に見慣れないボタンが表示され、ここからiPhoneのハードボタン(ホームボタン、電源ボタン、ボリュームボタン等)を画面タップで操作できるようになります。
ボタンはスワイプにより、任意の位置に移動可能です。ただし、操作時に邪魔になるような場合は勝手に移動してくれます。
スクリーンショットやアプリの切り替えも可
写真間違えた。これダブルクリックも効くのね。 ちょっと表示が邪魔やけどこれでホームボタンほぼいらんね。 post.ly/3Zmbh
— モノログさん (@mono_log) 10月 14, 2011
@mono_log さんのツイートで知った技。画面上に出現したホームボタンはダブルタップすれば、アプリの切り替えもできちゃいます。これで反応してくれるまで何度も苦労して(?)押し込んでいた、ホームボタンのイライラから解消されました。