画像が貼れるCCalでスケジュール管理とライフログを記録してみる
カレンダーアプリ見直しの二回目に紹介するのはCCal。このレビュー時のバージョンは10.7。
iPhone、iPad用の手書きアプリとして有名なFastFingaやSketch Padの開発元がリリースしている洗練されたデザインのカレンダーアプリ。月表示の閲覧に優れており、イベント毎に写真を貼りつけることができるのも大きな特徴の一つです。
CCal 10 - Sync with Google Calendar™(¥960)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Catalystwo Limited(サイズ: 7.7 MB)
向いているタイプ
スケジュール確認はもちろん、写真添付機能を利用したライフログ、日記用のカレンダーアプリが欲しいユーザー向け。
特徴
- ユニバーサルアプリで、無料版(CCal Classic)あり。
- イベントのドラッグアンドドロップに対応。
- イベント追加時の開始・終了時刻の設定が使いやすい。
- 画像の貼りつけが可能で、アップロード先にPicasaを利用できる。
- Google、iOSカレンダー両対応もGoogleカレンダー使用向け。
- 同期時間の設定により起動時の待ち時間をなくすことが可能。
- アプリ内のバックアップ機能搭載。
閲覧画面
月表示
- 左右スワイプ操作で前後の月へ移動
- 上下スワイプ操作でプレビュー(リスト形式)のON/OFF切り替え
- シングルタップによるポップアップ表示(画像1枚目)
- ダブルタップによる拡大表示(画像2枚目)
- フォントサイズの変更により、一日につき最大9件まで表示可能
- 横向きで週表示に切り替え(横向きの月表示にはならない)
このアプリのメイン使用となるであろう月表示画面。デフォルトでは区別されていませんが、設定により、各曜日毎の色付けが可能です。表示件数を増やすため、フォントサイズを極小にしても何とか確認可能なレベルだと思います。また、表示しきれないイベントがある場合でも、分かりやすく表記がされます。
週表示
- 左右スワイプで前後の週へ移動
- 上下スワイプ操作でプレビュー(リスト形式)のON/OFF切り替え
- シングルタップによるポップアップ表示
- ダブルタップによる拡大表示
- 表記は3通り(最後の2日を縮める、上の行広め、下の行広め)から選択
基本動作に関しては月表示の時とほぼ同一で、違いはランドスケープモードがあることくらい。決して使いづらいわけではありませんが、週表示に特化したアプリに比べると少し劣る印象を持ちました。
イベント追加時の時間指定が簡単
イベントの追加は画面右下の「+」からでも可能ですが、リスト形式のプレビュー画面の背景をダブルタップすることでも可能。ドラッグ操作により時間の指定が直感的に行えるのは◯。
イベントに画像を添付
CCalならではの機能である画像の添付。一つのイベントに付き、複数の画像を貼ることも可能でライフログのような日記用途としての使い方もできます。
画像の送信先としてGoogleのオンラインサービスであるPicasaを利用できるのも嬉しいところ。「CCal Album」というアルバムが作成され、画像が保存されます。
iOSカレンダー使用時の制約
同期の待ち時間の関係から重宝されている機能ですが、iOSカレンダー使用時は検索機能や、バックアップの対象外となります。また前述の画像添付機能もiOS純正の入力画面では使えません。
両方のカレンダーを表示すると、CCalの入力画面になりますが、Googleカレンダー同期の弱点の一つである同期による待ち時間のストレスはアプリ内で設定可能なので、iOSカレンダーよりもGoogleカレンダーでの使用が向いていると思います。
まとめ
洗練されたデザインもさることながら、なんと言っても画像の添付機能がCCalの一番の魅力。
このアプリ一つでも、カレンダーアプリとして十分な機能を備えていますが、画像添付を利用した日記やライフログ用に特化したアプリとしてiPhoneに入れておくのも一つの手ではないかと感じました。
CCal 10 - Sync with Google Calendar™(¥960)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Catalystwo Limited(サイズ: 7.7 MB)