全てのファイルはクラウドへ。GoodReaderバージョン2.7でDropboxと連携。

iPhone有料アプリの代表的存在とも言えるGoodReader。単なるPDFファイルビューワーだけでなく、音楽やビデオファイルの再生、ファイルの圧縮・解凍までできてしまうという個人的には「神アプリ」と言えるアプリの一つ。そんなGoodReaderが本日バージョン2.7へとアップデートされ、Dropboxに正式に対応しました。

※その他のアドオンとは異なり、Dropboxへの連携は無料です。


GoodReader for iPhone 3.13.1(¥450)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Good.iWare Ltd.(サイズ: 24.2 MB)

Dropboxを2GBのiPhone用オンラインストレージとして利用する

アプリ内でDropboxに正式対応ということで手順が大幅に短縮されました。Dropboxとの連携の設定をしておくと、限られたiPhoneの容量を有効に活用できます。具体的に言うと、「ファイルはDropboxにアップロードしておき、必要な時だけiPhone内に落とせばよい。」ということです。その手順を紹介してみます。


Dropboxは有料で容量の追加購入(50GBと100GBの2プランあり)も可能ですが、無料アカウントでも2GBの容量があります。このサービスをiPhone用(GoodReader用)のストレージとして利用します。


1.Dropboxのアカウントを開設する。

Dropbox


2.リンク先のページでFirst nameとLast name、メールアドレスとパスワードを入力。


3.ユーザー登録終了後、PCからDropboxへファイルをアップロードする。

ここではPDFファイルを例にしていますが、Dropboxにはエクセルファイル(.xls)やパワーポイントファイル(.ppt)などもアップロードできます。追加容量を購入して、音楽ファイルや映像ファイルのアップロードというのもアリだと思います。


4.GoodReaderとDropboxを連携させる。

アプリを起動し、「Web Downloads」→「Connect to Servers」とタップすると「Create New Connection to:」というタブのところにDropboxが表示されているのでタップ。


5.手順2のメールアドレスとパスワードを入力する。

「Readable Title」欄はサーバー名になります。入力しなくてもOK(その場合メールアドレスがサーバー名)です。


6.Dropbox内のファイルが表示される。

「Connect to Server」に設定したDropboxが表示され、タップするとDropbox内のファイルが表示されます。これはスゴイ!


7.ファイルをダウンロードする。

必要なファイルを選択したら、「Go there」をタップ。
もうURLの先頭に「g」をつけるという煩わしい作業は必要ありません。


8.ファイルを閲覧する。

ちょっとした小ワザ(?)としてダウンロード完了のファイルをタップすると、自動的にファイルの保存先へジャンプしてファイルが開かれます。

まとめ

またしてもアップデートにより飛躍的に進化したGoodReader。さすがに3G回線で容量の大きな動画ファイルをダウンロードして閲覧というのはキビシイ気もしますが、「必要な時にだけダウンロードして閲覧」というのはiPhoneユーザーなら誰もが考えていることではないでしょうか?
今回のDropboxのようなWebサービスが進化してきたので、iPhoneの用途がグッと広がっていると思います。こういったサービスの進化が加速するのは個人的にはとても嬉しいですが、iPhoneを手放せなくなりそうなのが怖いですね。


GoodReader for iPhone 3.13.1(¥450)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Good.iWare Ltd.(サイズ: 24.2 MB)