iPhone使用歴4ヶ月で考えた無料でできるWebページのスクラップ方法まとめ。
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iPhoneを使うようになってずっと考えていたのが、ネットの情報をiPhoneの中にキャッシュしてオフライン環境で、いつでも見れるようにする方法。
InstapeperやRead It Laterなどの有名なオフライン閲覧ツールは一通り試してみましたが、文字化けしたり、検索機能が無かったりでどれも今ひとつ決定打に欠ける印象でした。そんな中、無料のツールを使用した方法が固まりつつあるのでまとめてみました。
優先項目
- 1.検索機能(タイトルも本文も)があること。
- 2.画像付きでキャッシュできること。
- 3.iPhone、PC(母艦)の両方でブックマークができること。
- 4.オフライン閲覧機能があること。
試用結果
- Read it Later:キャッシュしてiPhoneで閲覧すると文字化けが多数生じる。オフラインモードで閲覧できるようにWebページを取り込もうとするとかなりの確率で落ちる。
- Instapaper:テキストの読み取りは優秀。オフラインモードでの閲覧も可能。しかし取り込んだ記事の検索機能がない。
- HTML保存→Good Reader:PDF閲覧可能なマルチメディアビューワーのGood ReaderでWebページを閲覧する方法。ローカルなので完全なオフライン閲覧が可能。弱点はPC→iPhoneへのファイルの転送の手間がかかる点。オフライン閲覧が目的ならこの手段がベストかも。
- あとで読む+Gmail→あとで読むのメールの宛先欄にGmailのアドレスを設定する方法。容量の多いGmailを使用し、「+atode」という風にエイリアス機能を使ってフィルタを活用する。iPhoneのSpotlight検索による記事タイトルの検索は可能だが、本文中のテキストが検索不可能。また、記事をキャッシュしたメールのヘッダー部分にゴミ(キャッシュの情報等)が付いてくる。
と、どれも今ひとつの印象。そこで考えたのが上記4番目の方法をちょっと改良した次の方法。
結論
使用するツールはあとで新聞が提供するあとで読むと、Evernoteの2つ。どちらも無料で利用できるサービス。
- あとで読む+Evernote
→あとで読むのメールの宛先欄にEvernoteのアドレスを設定する方法。Evernoteの無料アカウントの容量は月40MBだが、記事のキャッシュの目的で使用する分には問題無し。Evernoteの検索機能で記事タイトル・本文テキストの両方で検索可能。さらに母艦側でヘッダーに付く不必要なゴミを削ってしまうこともできる。タグによる分類も可能でiPhone、母艦のどちらからでもブックマークが可能。
この方法だと完全なオフライン閲覧という訳にはいきませんが、惜しいところまでいっているのではないかと思います。もしアドバイス等ありましたらコメントなんかで教えていただけるとありがたいです。