Googleリーダー代替の国産RSSリーダー「Feedeen」を試してみた
オレオレGoogleリーダーを作ったので、ベータテスターを募集します - WebOS Goodies
「オレオレGoogleリーダー」という言葉に惹かれてベータテスターに申し込んでみたFeedeenが利用できるようになりました。
間もなく終了となるGoogleリーダーの代替サービスはいくつか登場していますが、Feedeenの開発者さんはGoogleリーダーを愛用していたとのこと。RSSリーダーとしての使い勝手など、早速試してみたのでレビューしてみます。
特徴
- 現時点では利用するには招待コードが必要
- Googleリーダーからのインポートが簡単
- 専用アプリはなく、ブラウザからのアクセス
- 記事のフィルタリング機能を搭載
- 将来的には有料化を検討
Googleリーダーからのインポートが簡単
まず、サービス乗換えにあたって面倒なのが現行購読フィードのインポート。Feedeenではボタン一つでGoogleリーダーからインポートされます。
購読リストのインポートには少し時間が必要で、未読が残ったまま完全にFeedeen側に記事がインポートされるまでは約40分ほどかかりました。(未読数約800、フィード数約500)
インポート完了はメールで通知されますが、この時に何らかの理由(URL変更等)でインポートに失敗したフィードが記載されています。
PCビュー
Web版Googleリーダーでよく使っていたキーボードショートカットが用意されているので、「j(次の記事を開く) , j , j , j , k(前の記事)」みたいな使い方もOK。
作者さんが、「余分な空間をなくして多くの情報を」とされている通り、かなりの情報量。タイトル判断で流し読みするといった使い方に適していると感じました。
モバイルビュー
iPhoneなどのモバイル端末でもSafariなどのWebブラウザから http://feedeen.com/ にアクセス。
Pocketなどへの連携機能は現時点ではありませんが、記事スライドによるスター付与なども可能。モバイルでも情報量を重視した画面。記事本文のオフライン閲覧などは検討中とのこと。
「ベイジアンフィルタ」による記事の自動振り分け機能
興味のない記事にマーキングをしていくと、同様の記事を自動で識別して振り分ける機能「ベイジアンフィルタ」が用意されています。
「PR」などがタイトルに付いた記事などで試してみましたが、少し精度があやしい感じも。ただ、Gmailでは頻繁に利用する機能の一つなので、RSSリーダーに搭載されるのは中々面白いと思いました。
将来的には有料サービスとして
全体的な感想としては大量フィードを購読しているユーザー、これまでWeb版Googleリーダーを利用していたユーザー向き。購読フィードを絞り、Flipboardのようなスタイルで利用しているユーザーには不向きかと感じました。あとで読む系のサービスとの連携が今後用意されることを期待しています。
サービス維持のために、月額100〜200円程度の有料化を検討しているとのことですが、シンプルなデザインで使い勝手も上々。Googleリーダー終了後の、移転先RSSリーダー候補として今後期待できそうです。