無料で2万曲の保存が可能なGoogle MusicをiPhoneから使ってみた

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現在、ベータサービス中のクラウドを利用した音楽ストリーミングサービスGoogle Musicに招待していただきました。

iPhone内に楽曲ファイルを持たなくても、母艦PC内の音楽ライブラリがiPhoneから聴けてしまうGoogle Music。簡単にですが、試してみた感想などをまとめてみます。

特徴

  • 現在、招待制のみのベータサービス中
  • いつでもどこでもiPhoneから音楽が聴ける
  • 無料で最大2万曲の保存が可能(ベータサービス中のみ)
  • クラウド保存の為、PCの電源をつけておく必要がない
  • 会員登録は必要なく、開始するにはGoogleアカウントさえあればOK
  • キャッシュによりオフライン環境でも使える
  • iPhoneなどのiOSバイスには、まだ専用アプリがない
  • iPhoneでバックグラウンド動作OK
  • コントロールは、ホームボタンのダブルタップ→左スワイプ

設定


招待メールから認証を終えると、無料で公開されている16ジャンルの曲をGoogleのライブラリに追加できます。ひとまずこれらの楽曲で試してみました。



尚、手持ちの曲をライブラリに追加するには、専用のアプリ「Music Manager」から行います。Mac用も用意されています。

母艦PC以外の端末から利用するには?


職場等で利用するには該当のGoogleアカウントでログインし、ライブラリページにアクセス。

当然ですが、作成したプレイリストなども反映されています。

iPhoneから利用するには?


上記の特徴に記載した通り、iOSバイスではGoogle Music専用のアプリはまだありません。よってiPhoneからはSafariなどのブラウザからライブラリページにアクセスして利用します。



ブラウザ上で画面を下までスクロールするとコントロールバーが出現。ただし再生、一時停止、曲戻し/送りなど最低限の操作のみです。



純正iPodアプリと同じく、ホームボタンのダブルクリック→マルチタスクバーをスワイプからも操作可能、同様にロック画面からでもOKです。

一通り使ってみて

これまで同様のサービスをいくつか試してみましたが、通信環境に依存したり、PCの常時電源ONなどの問題があり、どれもいま一つでした。

しかしこのGoogle Musicは3G回線でも安定して使えています。ベータサービス中ながら無料で2万曲というのも、限られたiPhoneの容量を考えるとかなり魅力です。iOS用のアプリがリリースされれば一段と使い勝手がUPしそうです。


ただ、現在の日本では色々と難しい問題もあるため、本格的な普及となるかどうかは今後の動きに注目といった感じがします。