Evernoteのタグに関する5つのルールを決めた


私が全ての情報の集約場所として利用しているWebサービスEvernote」の運用方法を紹介します。既に多くの所で解説されているので、基本的な使用方法などは割愛します。尚、このサービスを使い始めてからは約一年で、現時点でのノート数は1,000程度。EvernoteのアプリはPC(Mac)、iPhoneの双方にインストールしています。

「タグ」≠「フォルダ」

最初にこのサービスを使ってみて混乱したのがココ。PCでは異なるフォルダの下の階層に、同一のフォルダ名を作成することができます(例:「A」のフォルダ内にも、「B」のフォルダ内のどちらにも「C」というフォルダは作成可能)が、Evernoteのタグに関しては全て同一となります。確かに検索する時におかしなことになりますもんね...

基本ルール

NOTEBOOKSの数は一つ

Notebooksの数を増やすと、全ノートの集約場所が別れてしまうので一つで運用。分類はあくまでもタグを使って行います。

iPhoneからは編集しない

iPhoneのメモ書きには別のアプリを使ってEvernoteのアドレスへ転送しているので、iPhone用のEvernoteアプリはほとんど閲覧専用です。

タグの付け方ルール

タグを階層化することで乱雑使用を回避

タグが多すぎて管理できなくなったので、「親タグ」として5個に絞り込みました。そうすると、とりあえず付けておくタグは親タグのみで、残りの下の階層のタグは後日付けます。

「その他」等のタグは使用しない

振り分け不能なノートに「その他」,「etc」といったタグを付けると、ノートが膨大になってしまい、ただのゴミ箱と化してしまいます。

付加タグを付ける(タグの優先順位)

同様のタグ名だと、以下の順番で上から並びます。数字と併用すると思い通りに並びます。


1.(タグ名)
2.[タグ名]
3.タグ名
4.{タグ名}
5.「タグ名」

日付のタグを付ける

Evernoteはノートの作成日で絞り込み検索が可能ですが、Evernoteで自動的に付与される日付の情報はあくまでも「ノートの作成日」なので、写真や書類などを「実際に撮影した日時」や、「書類に記載された日時」で管理する場合に役立ちました。

レーティングタグを付ける

キーワード検索時の閲覧向上の為に付けています。下記の記事も参照下さい。
(例)
★★★★★
★★★★☆
★★★☆☆
★★☆☆☆
★☆☆☆☆


Evernoteで管理する美味しいお店のデータベース作成方法

実際に付けている親タグ

日付タグやレーティングタグは「子タグ専用」の為、親タグにはしていません。以下、スキャンにはiPhone用アプリ「JotNot Scanner」を使用しています。


iPhone用スキャナーアプリ「JotNot Scanner」が自動認識に対応


(01_Memo):ブログの下書きやちょっとしたアイデアなど。
(02_Clipp):送られてくるハガキや文書を保存。レシート等も可。
(03_Web Clipp):「あとで読む」サービスを利用したWebクリップ。
(04_Shop Card):お店で配布しているカードをスキャンする。
(05_Business Card):名刺もスキャンして管理。簡易アドレス帳にもなる。

まとめ

Evernoteを利用する上で、タグのつけ方というのは非常に難しいです。分類があまり多すぎても訳がわからなくなるし、少ないと一つのタグにノートが溢れます。私の場合、親タグを最低限付けておき、残りの子タグをPCで付け、iPhoneでは検索機能と子タグを併用した閲覧を行っています。