物書堂の「小学館 オックスフォード英語類語辞典」を購入してみた


物書堂 | 小学館 オックスフォード英語類語辞典


iOSの辞書アプリといえば物書堂。その物書堂から新たに小学館 オックスフォード英語類語辞典がリリースされました。個人的にも愛用している紙の類語辞典iOSアプリ版ということで、すぐに購入しました。簡単ですが使ってみたレビューを書籍版と比較しながらUPしてみます。

英語類語辞典とは

通常の「英和辞典」ではなく、「英語類語辞典」。例えば「見る」と日本語訳が与えられるlook,see,watchなどはどのようなニュアンスの違いがあるのか?例文や結び付きの強い語句と共に記載されています。


辞典そのものは、原書となるOxford Learner's Thesaurusから日本人向けに約65%を厳選している日本語版の英語類語辞典。原書と異なり、日本語、英語どちらからでも調べることができるのが特徴の一つ。以下にアプリ版の特徴をいくつか。

見やすく調べやすいアプリ版


親見出し、類語グループとその意味の定義、「類語スケール」と呼ばれる意味の強弱を矢印で視覚的に分かりやすく表記しているのも書籍版と同様。文型とコロケーションでは、文型で異なる結び付きの強い前置詞、名詞、副詞が表示されています。


また、アプリ版の便利なポイントの一つが、「親見出し以外の語句の検索のしやすさ。」書籍版のようなINDEXを経由する必要がなく、アプリを起動して検索窓に打ち込むだけです。

豊富で分かりやすい用例


用例では、実際に新聞・雑誌などで使用された英文を採用。ノート欄では、類語を比較してニュアンスの違い、間違いやすい表現の注意点が記載されており非常に分かりやすいです。

物書堂ならではの連携機能


同一端末内にインストールされた物書堂の辞書アプリとの連携ももちろん可能。詳細画面で出る意味のつかめない単語は、他の辞書アプリと相互に行き来できるので語彙の強化・確認に役立ちます。

活用範囲の広い辞書アプリ

「(なるべく)同一英文内では、同じ単語を繰り返さない。」という英語の特徴を知ってから、使用頻度の高かったこのオックスフォードの英語類語辞典。アプリならではの特徴もあり、書籍以上に使い勝手が良いと感じています。