何気ない日常をHipstamaticで撮るのが面白い 〜アプリの基本やオススメの設定〜


iPhoneトイカメラアプリとして有名なHipstamatic。既にカメラ好きのユーザーの間では、定番になっているiPhoneアプリですが、今回改めてレビューをアップしてみます。


Hipstamatic 235(¥400)App
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Hipstamatic, LLC(サイズ: 19.1 MB)

基本的な使い方や設定

簡単に言うと、Hipstamaticは後編集のきかない一発撮りトイカメラアプリです。カメラロールにある画像を読み込んで、エフェクトをかけるというような操作はできません。また、レンズやフィルム、フラッシュを交換することで、色々と組み合わせて写真を撮ることができます。


購入時にはレンズ4種類、フィルム3種類、フラッシュ3種類、本体ケース1種類が用意されています。このうち本体ケースはデザインの変更のみで、撮影画像には影響しません。さらに、有料アドオンとして販売されているパックを購入すると、レンズやフィルムなどを追加することもできます。




実際に撮影を行うカメラ背面。画面中央上部にファインダー、黄色のボタンがシャッター、ファインダーの下にあるバーはフラッシュの調整(後述)、画面左には選択中のフィルムが表示されます。下部のバーは左からアプリ内のアルバム、お気に入りの組み合わせ、カメラ前面への切り替えとなっています。




パーツの交換や追加セットの購入を行うカメラ前面。レンズ部分の左右スワイプでレンズの切り替え、レンズ部左にあるバーでは撮影解像度の切替(後述)を行います。下部のバーは左からフィルム交換、フラッシュ交換、ケース交換、追加パックの購入、カメラ背面への切り替えとなっています。




基本的な設定としては、設定アプリにある「Viewfinder Mode」が重要で、Classicではファインダーで見える範囲よりも広く撮影し、Precision Framingではファインダーで見える範囲をそのまま撮影します。

撮影時のコツ


撮影時の解像度は、大2448×2448、中1936×1936、小600×600。当然サイズが大きいほど保存にかかる時間は長くなります。また、Twittertumblrなどの各種Webサービスへの連携も用意されています。





撮影画面でファインダー部をピンチアウトすると、全画面に拡大でき、長押し操作によりフォーカスの設定も行えるようになります。上記二つの画像のcommandキーを見てもらうと分かりやすいかと思います。




フラッシュは三段階設定で、バーを一番左にセットするとiPhoneのハードフラッシュが焚かれ、やや不自然な仕上がりになることが多いので、アプリで設定したフラッシュのみを焚くモードか、オフのどちらかで撮影するのがいいと思います。

ランダム設定による撮影・お気に入りの組み合わせ


Hipstamaticでは、iPhone本体をシェイクすると各パーツがランダムで選択されます。日常見慣れた風景でも、ランダムで何枚か撮ってみるとトイカメラ特有と言ってもよい、何か特別な瞬間を残したような画像が仕上がってきて驚くこともあります。


集えHipstamaticユーザー。そしてお気に入りの組合せを3つ晒していこうじゃあないか。 / あなたのスイッチを押すブログ
http://www.flavour47.com/cameraapp/hipstamatic235


上記のエントリでは、ユーザーによるお気に入りの組み合わせと、作例が紹介されています。私は、撮影に関してあまり自信がありませんが、いくつかお気に入りの設定を公開してみます。




レンズ:Loftus (Foodie SnapPak)
フィルム:Ina's 1935 (The Mission HipstaPak)
フラッシュ:Berry Pop (Shibuya HipstaPak)




レンズ:Lucifer VI (The Portland HipstaPak)
フィルム:Float (Shibuya HipstaPak)
フラッシュ:Tasty Pop (Foodie SnapPak)




レンズ:Lucifer VI (The Portland HipstaPak)
フィルム:Blanko Noir (Soho HipstaPak)
フラッシュ:Standard (デフォルト)




レンズ:Jimmy (デフォルト)
フィルム:Ina's 1969 (デフォルト)
フラッシュ:RedEye 1969 (Williamsburg Starter HipstaPak)




レンズ:Libatique 73 (Cowboy & Aliens FreePak)
フィルム:Big Up (Bondi HipstaPak)
フラッシュ:Tasty Pop (Foodie SnapPak)

オススメのパック


購入直後でも8個ほどのパックが用意されており、全て揃えるとなかなかの金額になってくるので、現在入手可能な中から個人的にオススメのパックを3つ紹介します。

  • America HipstaPak (85円、レンズ1、フィルム2、ケース1)
  • Williamsburg Starter HipstaPak (85円、レンズ1、フィルム3、フラッシュ1)
  • The Mission HipstaPak (85円、レンズ1、フィルム1、ケース1)


Hipstamaticのレトロパックが12/16〜18の3日間のみ限定発売
この他、過去に発売されたパーツをまとめたレトロパックが、半年に1回くらい発売されます。昨年末には第2段となるレトロパック2も発売されましたが、やはりレトロパック1がオススメ。Tejas LensやDreamCanvas Filmなど、使い勝手のよいパーツが含まれているので、見つけたら即買いしてもいいと思います。


Hipstamatic 235(¥400)App
カテゴリ: 写真/ビデオ, エンターテインメント
販売元: Hipstamatic, LLC(サイズ: 19.1 MB)