英語を英語のまま理解するために〜iPhoneとDUO 3.0による英語学習法〜


少し前から、大学受験やTOEIC対策の教材としても有名な「DUO 3.0」を使っています。


今回はこのDUO 3.0とiPhoneを使った私の英語の勉強法をまとめてみました。
尚、始めた時の英語のレベルは、S(主語)とV(動詞)が分かる程度。基本文型とかいわゆる基礎的な部分もあやふやな感じでした。

英語の勉強を始めた動機


私の場合、海外のニュースを英文のまま理解したいというのが事の始まり。なので、会話や書き、TOEIC◯◯◯点!というよりも、まず「読めること」を目標にしました。


ただ、興味のある分野でないと続かないので、まずはiPhoneMacの情報を扱っているサイトを中心に購読。個別に挙げると長いので、Twitterのリストにして公開しておきます。

DUO 3.0とは?


収録されている560本の英文に1572の重要英単語、997の重要英熟語を含んでいます。

単語とその意味だけが並んでいる本や、1つの単語につき1つの英文というスタイルの本よりもずっと効率良く学習することができます。


また、収録されている例文をランダムでつぶやくTwitterアカウントもあるのでフォローしています。

購入したモノ

DUO 3.0
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DUO 3.0 / CD復習用
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単行本DUO 3.0と復習用CDの2つ。どちらも1,260円。
ネイティブの男性と女声が収録内容を読み上げている復習用のCDは、英語の環境に慣れるために購入しました。

復習用CDはオーディオブックとしてiTunesに取り込む


まずは勉強するための準備から。
CDはiPhoneMacで聴くために、1/2の速度、倍速再生も可能なオーディオブック形式で取り込みます。
再生時に表示される英文は覚えるためにベタ打ちしましたが、ググればコピペも可。

例文一覧はScanSnapでPDF化→専用リーダーで


CDに付属してくる例文一覧の冊子はスキャンしてPDFファイルに。それをiPhoneからGoodReaderなどの専用リーダーで閲覧します。


メジャーアップデートされたGoodReaderの新機能とできることまとめ

iPhoneアプリ「AnkiBlank」を活用


繰り返しの学習により、DUOに収録されている例文は自然と暗唱できるようになってきます。
そんな時に便利なのがAnkiBlankというiPhoneアプリ。上記画像のような、任意の箇所の穴埋め問題を作成することが可能。問題の作成も簡単に行えるので、スキマ時間の有効活用にもなります。


暗記・暗唱帳 - AnkiBlank 1.2.2(¥200)App
カテゴリ: 教育, 仕事効率化
販売元: DaVinciWare Inc.(サイズ: 6.2 MB)

本は必ず何度も繰り返す

ここから実際にやった(やっている)こと。
DUO 3.0に収録されている例文は560。それが45のセクションに分かれています。

1回目

まずは、1日1セクションにしぼって視覚、聴覚をフルに使って頭に叩き込みました。
個別の単語、熟語にこだわらず、例文と和訳をそのまま丸暗記する感じで、二ヶ月かからずに本を1通り読み終えました。


2回目

ここから2セクション/1日。
本:青い文字で記載された、重要単語、重要熟語のみ覚えました。例文と和訳はなんとなく頭に入っているので、記憶が定着しやすいです。
CD:例文の意味はもちろん、本の青い文字の部分を意識しながら聴きます。ノルマの2セクションの他、1日1回は全セクションを聴き流しました。


ここまで終えると、上記に挙げたサイトのおおよその意味はつかめるように。分からない単語はiPhoneアプリウィズダムなどで検索。


参照:iOS版「ウィズダム英和・和英辞典 2」がリリース。新旧版の違いをまとめてみた。


3回目以降(←今ココ)

2セクション/1日。
本:関連語や、同義語などもも含めて本の内容を全て理解できるように。
CD:例文を聴いたら、それをそのまま音読(シャドーイング)。例文によっては暗唱も可能に。

まとめ


受験用の定番教材ということで難しい印象がありましたが、私の英語レベルでも次々に読み進めることができています。


会話を聴き取れるようになったり、少しづつ話せるようになるにはもう少しレベルアップが必要ですが、当初の目標はクリアできたと感じています。