ユーザーの声で進化し続ける万能カレンダーアプリTapCal

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カレンダーアプリの五回目に紹介するのはTapCal。このレビュー時のバージョンは2.0.1。

先日、メジャーアップデートによる大幅な機能改善がされ、多くのレビューが挙がったこのアプリ。今最も勢いのあるカレンダーアプリと言え、優れた月表示だけでなく、軽快な動作、豊富なカスタマイズ機能も備えています。


TapCal (sync with Google Calendar™)(¥700)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Groupnet Corporation(サイズ: 5.2 MB)

向いているタイプ

iPhoneでは月表示をメインにした閲覧重視ユーザー向け。ただ、これ一つでOKとも言える万能スケジューラー。

特徴

  • iOSカレンダー、Googleカレンダー両対応。
  • 今日の日付をバッジ表記。
  • ユーザー側で任意の休日が簡単に設定可能。
  • デザイン、色のカスタマイズとそのバックアップ。
  • 複数カレンダーの表示ON/OFFが簡単。
  • 機能豊富ながらも動作速度は軽快。
  • 必要のない表示画面を非表示にできる。(ex. 週表示だけオフ)
  • 簡易タスク管理機能を備える。(アプリ内完結)
  • iOSカレンダー使用時は検索機能が使えない。
  • 横画面に対応していない。

閲覧画面

月表示

  • 左右スワイプ操作で前後の月へ移動
  • 上下スワイプ操作によるプレビュー画面(2段階)の切り替え
  • 任意の日付をダブルタップすると日表示へ切り替え
  • 左上の表示される月表示をタップすると今月に移動
  • 任意の日付を長押しすると祝日設定(新規イベントと選択)
  • イベントが表示しきれない時の表示がされる

メイン使用が考えられる月表示画面。表示される日数が多いにも関わらず、十分な視認性が確保されています。プレビュー画面のON/OFFとの組み合わせにより、月表示だけでも十分事は足りそうです。


上下スワイプ操作による2段階のプレビュー画面



長押しによる祝日設定(解除も長押しから)


週表示

  • 左右スワイプ操作で前後の週へ移動
  • 5種類から選択可能なレイアウト
  • 任意の日付をダブルタップすると日表示へ切り替え
  • 左上の表示される月表示をタップすると今週に移動
  • イベントが表示しきれない時の表示が分かりやすい(全何件)

確認用途で使うことになりそうな週表示。月、週、日の中で唯一、長押しによるイベントの新規作成には非対応です。


日表示

  • 左右スワイプ操作で前後の日付へ移動
  • 2種類から選択可能なレイアウト

長押しによるイベント作成に加え、確認用途がメインとなる日表示。レイアウトは空き時間が分かりやすいボックスタイプ(1枚目)と、重なり表示が分かりやすいバータイプ(2枚目)の2種。

イベント(タスク)入力画面


アプリ独自の入力画面。テンプレートに対応していない為、入力機能においては他のアプリに比べ若干劣りますが、予定のコピーからの新規作成機能等は便利。




開始・終了時刻の設定は1分単位から可能(デフォルトは5分)。この時、設定から頻繁に使う所用時間を設定(10分〜12時間)しておくと、開始・終了時間のどちらか一方を設定すると、もう片方の時間も連動して設定されます。

まとめ

こういったスクリーンショットのみのアプリの紹介では、動作速度に関しては伝えにくいですが、画面の切り替えに伴う描写がかなりスムーズでストレスを感じることはまずありません。

TapCalの公式Twitterアカウントを見ると、上記の特徴に挙げたiOSカレンダー使用時の機能制限も、アップデートにより改善されるようです。ユーザーからの意見をかなり重視していて、要望や質問等は気軽に聞くことができるのもこのアプリの魅力の一つだと思います。


TapCal (sync with Google Calendar™)(¥700)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Groupnet Corporation(サイズ: 5.2 MB)