抜群のコストパフォーマンスをほこる定番カレンダーアプリWeek Calendar
Tweet
iPhone用カレンダーアプリ見直し企画の四回目はWeek Calendar。このレビュー時のバージョンは3.1.1。
iPhoneの純正カレンダーアプリの欠点である週表示に強く、軽快な動作とイベント入力機能に優れています。先日紹介したCallist Calendarと同じくカレンダーアプリとしては安価で入手できるのも魅力の一つ。
Week Calendar(¥100)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: UtiliTap(サイズ: 11.7 MB)
[2011.08.21 追記]
このレビュー後、メジャーバージョンアップ(3.1.1→4.0)され、より一層アプリの使い勝手が良くなりました。下記のエントリーで紹介していますので、当記事と合わせてご覧ください。
iPhone純正カレンダーアプリの代替に最適!大幅に進化したWeek Calendar
向いているタイプ
iPhoneから入力することが多いユーザー向け。純正カレンダーアプリの置き換えを探しているユーザーにも◯。
特徴
- 抜群のコストパフォーマンス。
- 週表示がメイン。逆に月表示ではテキスト表示がない。
- iOSカレンダー対応。
- イベント入力時のテンプレート機能が充実。
- カレンダー、イベント毎に色付けが可能。
- 今日の日付をバッジ表記。
閲覧画面
年/月表示
- 左右スワイプ操作で前後の年/月へ移動
- 左下の目玉アイコンのダブルタップで今日の日付にジャンプ
- 月表示のリスト部長押しで新規イベント(開始時間は現時刻の次の正時)
年表示は確認に使うことはありそうですが、純正カレンダーアプリとほとんど変わらない月表示は、他のアプリに任せた方が良さそうです。カレンダー部にイベントはドットで表記され、テキストの表示はできません。
横画面時の表示も同一ですが、どの表示の時でも横画面時の表示を変更することは可能です。(ex. 縦で年表示、横にすれば週表示)
週表示
- 左右スワイプ操作で前後の週へ移動
- 左下の目玉アイコンのダブルタップで今日の日付にジャンプ
- 長押しによるイベントの新規追加(開始時間の指定可)
- ドラッグアンドドロップによるイベントの移動(後述)
- 縦にピンチイン/アウトで時間枠の拡大/縮小
- 横にピンチイン/アウトで日付枠の拡大/縮小
アプリの名前にもなっている週表示モード。イベントの作成や移動、貼りつけなど非常に使い勝手が良いです。
時間枠の拡大/縮小と、長押しによる開始時間を指定したイベントの作成が連動(拡大するほど細かく時間指定できる)したり、コピーアンドペーストによるイベントの追加も簡単です。
週日程表示
- 左右スワイプ操作で前後の週へ移動
- 長押しによる新規イベント作成(開始時間は現時刻の次の正時)
チャート式の週表示に対して、リスト形式の週日程表示。イベント作成や移動は週表示がやりやすいですが、サッと予定が確認できるリスト形式も重宝します。
レイアウトは5種類から選択可能。ただし、イベントが表示しきれない事を知らせてくれる表示はなく、スクロールのみです。
ドラッグアンドドロップによるイベントの移動(週表示)
iPhone標準カレンダー利用者のスケジューラ決定版「Week Calendar」 | mylifelog
上記のサイトで紹介されている動画を見ていただくと一目瞭然。長押ししてアイコンをぷるぷるさせる、iPhoneアプリの移動と同じ操作なので、わざわざタップして階層をたどる必要はありません。