タスクとスケジュールが一括管理できるカレンダーアプリActionFocus
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既にApp Storeから削除されており、入手できません。
カレンダーアプリの三回目はActionFocus。このレビュー時のバージョンは2.2。
スケジューラーアプリとしては定番のPocket Informant(以下、PI)と同じく、スケジュール管理とタスク管理が一つのアプリでできるのが大きな特徴。
Googleカレンダー、iOSカレンダーの双方に対応し、タスク管理サービスではToodledoの他、カレンダーアプリとしては珍しいGoogleタスクにも対応しています。
向いているタイプ
カレンダー、ToDoを一括管理したいユーザー向け。月表示がメイン。PIユーザーは試す価値あり。
特徴
閲覧画面
月表示
- 左右スワイプ操作で前後の月へ移動
- 画面右上の矢印アイコンで今日の日付にジャンプ
上下スワイプ(判定厳しめ)、シングルタップで詳細ビューのON/OFF
(コメント欄にてご指摘いただき、訂正しました。)
- カレンダーの他、イベント詳細とタスクを同時表示
- アイテムタップで詳細表示
どこか純正カレンダーアプリのようなシンプルな月表示画面。タスクを同時表示にしても十分な情報量。詳細ビューで表示しきれないイベント、タスクはスクロール可能ですが、その旨が表示されれるとさらに分かりやすいと思います。
個人的には横向き表示モードがかなり好印象。新規イベント、新規タスクの追加は画面下の「+」ボタンから選択可能です。
週表示
- 左右スワイプで前後の週へ移動
- アイテムタップで詳細表示
- 長押し操作によるイベント、タスクの追加
あまりこれといった特徴のない週表示画面。月表示と同じく、アイテム数が多くて表示しきれない時のお知らせが欲しいところです。横向き表示も月表示に比べると表示される情報量が少なくなることからも、週表示をメインで使うには厳しい気がします。
イベント、タスクの追記・修正
いずれのビューにおいてもワンタップで詳細画面にジャンプし、編集可能になるので、iPhoneでカレンダーアプリを使う時にありがちな「新規アイテムの追加は必要最低限にして、あとで追記・修正を行う」といった操作が多い場合は役立つと思います。
2Doライクなタブによるタスク管理モード
有名なタスク管理アプリ「2Do」のようなタスク管理画面。画面左のフォーカスタブ(ON/OFF可)と呼ばれるタブによる分類が可能です。
タスク管理はToodledoを使用していますが、Toodledo側で設定しているフォルダとコンテキストもアプリに反映(フォルダ、タグ)されます。
まとめ
カレンダーアプリとしては数少ないタスク管理も可能なActionFocus。月表示や、アイテムの編集に特徴があり、現時点でも頻繁にバージョンアップされ新機能が追加されています。
無料版のLiteでもほぼ全ての機能が使用できるので、試す価値のあるカレンダーアプリだと思います。