iCab Mobileがボタンのカスタマイズとスワイプによるタブ移動を実現

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私がSafariに代わるiPhone用のWebブラウザとして利用しているiCab Mobile(以下、iCab)がバージョン4.8にアップデートされました。

大きなポイントとして挙げられるのはツールバーのボタンカスタマイズ機能と、画面上の横スワイプ操作によるタブ移動の2点。どちらもかなり嬉しいアップデート内容だったので取り上げてみます。


iCab Mobile (Web Browser)(¥200)App
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
販売元: Alexander Clauss(サイズ: 4.3 MB)
+ iPhone/iPadの両方に対応

多機能ブラウザとしての実力

iPhone用Safariの不満な点を見事なまでに解決してくれたiCab Mobile


各種モジュールによる追加機能など、ユーザー好みの強力なカスタマイズが特徴のiCab。既に何度か紹介しているアプリなので、詳細に関してはSafariとの比較をしながら紹介した上記エントリーで省略。

各種ボタンのカスタマイズ


1枚目:古いバージョン
2枚目:バージョン4.8
上下のツールバーに配置されたボタンが変わっているのがお分かりかと思います。これまで、その多機能さがゆえに、多少ゴチャゴチャした印象もあったiCabですが、ユーザー好みのボタンを自由に配置できるようになりました。



これまで画面左上にあった「進む/戻る」ボタンの位置変更は、多くのiCabユーザーが行う設定ではないでしょうか。



通常表示モードと、フルスクリーンモードのそれぞれで上下ツールバーのボタンがカスタマイズ可能です。

画面上を左右スワイプ操作でタブ移動


以前はタブバーのみ対応していたスワイプ操作によるタブの移動が画面上のスワイプ操作でも可能になりました。


検索などで、複数のタブを開いて閲覧するといった用途(下記参照)では、より使い勝手がよくなったと思います。


設定項目からリンクアクションは全て新規タブでバッググランドで開くように、タブバーは複数ページが開かれた時のみ表示(Auto)に変更しました。



これでGoogleの検索結果から複数ページを開いてもいちいち表示ページは切り替わらなくなります。
iPhone用Safariの不満な点を見事なまでに解決してくれたiCab Mobileより引用抜粋。

フルスクリーンモードのタブ移動ではバグあり → 修正済み


現在のバージョン4.8では「フルスクリーンモードでのスワイプによるタブ移動」のみ、開いている画面が灰色になり表示できないというバグが出ています。今後、対応されると思いますが、唯一気になったポイントです。


[2011.05.19追記]
最新版となるバージョン4.8.2で上記のバグは修正されています。

ほぼ完成の域に近づいたWebブラウザ

今回のアップデートにより、多くのiCabユーザーが改善を待ち望んでいたと思われる機能が追加され、一段と進化を遂げた印象を受けました。PCのブラウザでは当然のように利用していた機能だけに、こういったアップデートは嬉しいですね。


iCab Mobile (Web Browser)(¥200)App
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
販売元: Alexander Clauss(サイズ: 4.3 MB)
+ iPhone/iPadの両方に対応