iOS4.3の新機能「iTunesホームシェアリング」によるPCライブラリの視聴スタイル

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本日、iPhone用の新OSとなるiOS4.3がリリースされました。その中で個人的に気に入ったのがiTunesホームシェアリング。この追加機能のおかげで自宅のMac(以下、母艦)のiTunes内の曲やビデオを同一LAN上のiPhoneで再生することができます。

簡易的ですが、設定方法から自分の活用法までをまとめてみました。

設定方法

ここでは母艦側の設定が済んでいることが前提です。



iPhone側は[設定→iPod→ホームシェアリング]にApple IDとパスワードを入れればOK。



上記の設定後、iPodアプリを起動し共有をタップすると母艦のライブラリが全てiPhoneで再生可能になります。尚、母艦側で作成したプレイリストもそのままiPhoneに反映され、購入した曲も再生可能です。

PC使用中はスピーカーから

iTunesの音楽をワイヤレス再生できる「AirMac Express」
母艦内のiTunesライブラリをAirMac Expressを使ってアンプを経由し、スピーカーで聴いてます。


Apple純正のRemoteというアプリを使えばiPhoneをリモコンとして使うこともできます。

iPhoneアプリの「Remote」が便利すぎる!


当然ながらiPhoneからも操作したいのでアプリをインストールして紐付けしました。曲選択やボリューム調整など、iMacの前にいる時と同様の操作が可能です。それにしてもiPhoneで操作すればスピーカーから音が鳴る環境は経験する価値があると思います。

BGMはAppleロスレスとAirMac Express。時々iPhoneという視聴スタイルに決めた。から一部抜粋。

入浴中や就寝前はiPhoneから

母艦のiTunesライブラリをiPhoneに転送せずに再生可能なので、限られたiPhoneの容量を有効活用できます。ダウンロードのように待ち時間によるストレスが無いのも◯。


尚、私は基本Macは常に電源ON状態ですが、就寝前に母艦の電源を落としたい場合には、iPhoneから電源を切ることができる無料のアプリもあります。
Air VideoやRemoteと合わせて使いたいPC電源管理アプリOff Remote


個人的にちょっと気になったのが、iPhoneでホームシェアリング経由で再生した場合、母艦iTunes側の再生回数が変わらないところ。細かいですが、今後のアップデートで改善されると一層便利だと思います。

(2011.03.16 追記)
iTunesの環境設定→共有タブにある「ホームシェアリングを使用中のコンピュータとデバイスでの再生回数も反映」にチェックを入れると、反映することができます。
髭さんコメントありがとうございました。