好みのイヤフォンが使えて、通話もできるコンパクトサイズのBluetoothステレオヘッドセット「Jabra CLIPPER」
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4月上旬に発売になったばかりの「Jabra CLIPPER」を購入しました。以前から気になっていたiPhoneで使えるBluetoothステレオヘッドセットで、自分が使っているイヤフォン、ヘッドフォンを利用することができます。このJabra CLIPPER(以下、CLIPPER)にはマイクもついているので、音楽を聴いている時に着信があっても、そのまま通話することができます。
iPhoneの他に各種携帯電話でも利用可能で下記のページの適合表でチェックできます。
http://www.jabragn.jp/support/list_mobile.html
特徴
iPhoneやiPod touchでステレオ音楽を聴くことができる「A2DPプロファイル」をサポートしています。(AVRCPプロファイルは一部動作のみサポート。)
価格:6,000円前後
・クリップデザイン
・対応プロファイル:A2DP,AVRCP,HFP,HSP
・最大通話時間:6時間
・最大音楽再生時間:6時間
・最大連続待受時間:192時間(8日間)
・最大通話範囲:10m
・本体重量:約20g
付属品
・Jabra CLIPPER本体(詳細は下記の本体寸法で)
・ACアダプター
・取扱説明書
・ステレオイヤフォン (Yタイプ)
・交換用イヤーパッド (S,L)
充電時に必要な付属品にはACアダプターのみで、充電用のUSBケーブルがありません。別途別売りのケーブルを購入する必要があります。コネクタが特殊な形なので手持ちのケーブルが使えない所は不便。さらにACアダプターのケーブルが結構短め(実測30cm程度)なので、充電する場所には注意が必要です。
本体外観
外形寸法:47.95(縦)×25.5(横)×16.45(厚さ)mm
見ての通りとてもコンパクト。中央ボタンの脇にある小さな穴がマイクです。
iPhoneと比較してみるとそのコンパクトさが際立ちます。恐らく現在商品化されているBluetoothステレオヘッドセットの中で最も小さいのではないでしょうか。
実際にiPhone(OS 3.1.3)で使ってみたレビュー
装着
デザインは見ての通りシンプル。ロゴマークも控えめなので外から見ても気になりません。クリップ部はかなりキツめになっているので、両手を使わないとはさむのは難しいです。クリップは最大で4mmほど開きます。
音楽再生
ボリューム操作はCLIPPERでのみ可能。音声を最小、最大にするとビープ音が鳴るのも地味に便利だと思いました。曲送り、曲戻し、早送りなどの操作はCLIPPERでは不可能(OSの仕様です...)なので、iPhone側で操作する必要があります。
[2010.09.12 追記]
iOS 4.1へのアップデートにより曲送り、曲戻しにも対応し、不自由な点はなくなりました。
iOS 4.1でiPhone × Jabra CLIPPERの組み合わせがイイ感じになった
音質は無線とは思えないほどクリアです。音声無音時に「サーッ」という音がしますが、家の中で多少気になるレベルで、外での使用時には全く気になりません。
付属のイヤフォンは長さがちょうどいいですが、肝心の音質は「それなり」です。やはり好みのイヤフォンを使う方がいいと思います。
音声通話
公式ページの装着例のように襟元につけて使ってみました。通話時のマイク感度は良好のようでしたが、周囲の雑音がある場所ではアゴを首につけるような感じで話すといいと思います。
動作時の着信
通話の開始、終了には本体中央のボタンを軽く1回押せばOK。音楽は一時停止し、自動的に通話モードに切り替わります。通話終了後は自動的に再生が開始されるので、余計な操作は必要ありません。
バッテリーの減り具合
購入後しばらく使ってみましたが、有線のイヤフォンに比べるとiPhoneのバッテリー消費は早くなります。CLIPPERのバッテリーが切れるまでは公式の発表よりもやや短い5時間ちょっとでした。
まとめ
Bluetoothのヘッドセットは初めての購入でしたが、満足のいく買い物ができたと思います。多少の音質の劣化があっても、ワイヤレスで聴く利便性の良さは有線の時とは比べものになりません。カバンの中にiPhone本体をしまっておけるので、通勤時には大活躍してくれそうです。
本体のコンパクトさとシンプルなデザインは男女を問わず使えると思います。実売6000円なので手軽に試せるヘッドセットとしては良い商品ではないでしょうか。
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