RSSリーダーを使い分けてiPhoneだけで効率良く情報収集してみる
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今回は私が普段運用しているiPhoneでの情報収集の方法を紹介します。現在、私が情報収集のツールとして使用しているのはGoogleリーダーのみ。そのGoogleリーダー用の代表的なアプリを2つ使い分けるというちょっとマニアック(?)な収集方法です。
Evernoteに任せるWeb情報の集約術
こんな記事を以前書きましたが、今回さらに詳しく紹介してみます。
アプリの設定
Byline
まずこのアプリの起動は1日に1回だけなので「起動時に同期する」は必ずをオンにしておきます。また、キャッシュに時間がかかりますが「表示は最新200件のアイテム」と「画像をキャッシュ」にチェック。Webページのキャッシュの項目では「新着」のみチェックを入れます。
RSS Flash g
設定→動作にある「アイテム一覧でスワイプしたときの動作」をスターに。
設定→同期にある「フォルダ毎の取得数」を50アイテムに。「起動時に同期する」はBylineと同じくオンに。画像のキャッシュは同期の速さを重視するのでオフに。
その他のアクションメニューやスター付与時連携はお好みでOKです。私はアクションメニューは「共有」と「モバライザー(POPONTA PROXY)」をオン。スター付与連携は全てオフです。
最近のアップデートでRSS Flash gでも画像のキャッシュ機能はあるんですが、あえて使用しません。
要するに「設定を変えるのが面倒だから用途に応じてアプリを2つ使い分ける」ということです。
一日の流れ
1.起床後、すぐにBylineを起動し、購読フィードを読み込む。
目覚まし代わりにiPhoneを使用しているので、それを止めた時についでにBylineを起動します。アプリアイコンをワンタップするだけで一晩で溜まったフィードのキャッシュが開始されます。
2.出社の準備
さすがに朝の忙しい時間にiPhoneを触るヒマはないので放置。購読フィードは多いですが家を出るまでにはキャッシュが終わっています。
3.通勤途中
ここでは電波が入らない状況を想定して、機内モードをオンにしています。朝イチで画像を含めて記事のキャッシュしているので地下鉄など電波の悪い場所に入っても安心して閲覧できます。
この時、気になる記事や、あとでじっくり読みたい記事にはスターをつけておきます。
4.出社〜業務終了まで
その後はRSS Flash gの出番です。休憩時や昼食時などでも頻繁にチェックしています。2〜3時間くらいの間隔なら記事で溢れ返るということもないですし、画像をキャッシュしないので同期にかかる時間も気になりません。
ここでも気になる記事にはスター(記事をスワイプすればOK)をつけます。
5.帰宅途中
私はRSS Flash gを使っていますが、移動時間が長いようならば、帰る時間の少し前にBylineを起動しておくのもアリだと思います。
6.帰宅
(できればPCで)スターを付与した記事をその日の夜にチェックします。忙しい時は週末にまとめてでも構いません。一覧性を良くする為にリーダー側はリスト形式で表示しています。PCでGoogleリーダーを開くとスターを付与した記事は自動的に更新されています。
そこでさらに保存したい記事があればはてなブックマークや、Instapaper、Evernoteなどのサービスを利用すればいいでしょう。ただしその作業はPCでみ行い、iPhoneではあくまでも「記事の閲覧→スター付与」のみ行います。
問題点
Bylineは画像のキャッシュはしてくれても、記事内に表示されているリンク先まではキャッシュできないので表示できません。また、全文配信していないサイトもまるごとRSSなどで対策が必要です。
当然、電波が入るところなら表示は問題ありませんが、この辺は割りきって運用してます...