裁断機を買う前にカッターと定規で実験してみた!(4)実践編その1

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ScanSnap S1500Mを導入してから気になっているのが裁断機。色々なブログなどでレビュー記事を拝見しますが、やはり相性は抜群なようです。


橋本商会 » scansnapと裁断機を買って本を電子化しまくる

しかし、「自分にとって裁断機が本当に必要なのか?」ということを考え始めました。もちろんあると便利なことは分かっていますが、何しろ重いし場所は取るし...

裁断機の代用手段として、製本用の糊をアイロンで熱してバラバラにする方法もあるようですが、、ページに折り目がついたり、切れたりして上手くいかなそうな感じが...。そんな訳で今回は古典的な実験として、手元にあったカッターと定規を使って雑誌を裁断してスキャンしてみました。

使用道具


・カッター(OLFA製 HEYPER AL):ホームセンターで400円くらい。
・定規:30cmくらいあれば事足りるかと。100均にもあるはず。
ScanSnap S1500M

手順

(1)雑誌を開いて折り目をしっかりとつけて固定し、定規を当てて迷うことなく(?)カッターを引く。


(2)ページ数が多い場合は繰り返して目的のページを切り離す。
※切り離したページの切れ端に定規を合わせるとズレがなくなります。


(3)切り離し完了。
切り離すとこんな感じに。雑誌だと広告も多いので一冊丸ごとはやる必要無し。


(4)「検索可能なPDFにする」チェックを入れてスキャンする。

ページ数:全28ページ(14枚)
読み取り画質:スーパーファイン
ファイルタイプ:PDF
スキャン時間:約30秒
テキスト認識時間:約2分
ファイルサイズ:43.4MB


(5)閲覧する。


適当な文字列で検索してみました。ちょっとハイライト表示がズレてますが特に問題なし。かなり小さな文字でも認識OKです。必要に応じてiPhoneに入れるのもアリだと思います。

感想

あくまで実験でしたが、今回のような雑誌のスキャンには裁断機は必要無さそうです。カッターは今回使用したような大きいタイプ(オフィスで使うような小さいタイプだと?)を準備しておくと、作業がはかどります。枚数が多いと少し手間はかかりますが、重くて場所を取る裁断機の導入に踏み切る前に、まずはこの方法で試してみるのも面白いと思います。