ScanSnapの読み取りモードを比較 (2)設定編

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先日、開封の儀をお伝えしたScanSnap S1500M。今回は各種設定についてのまとめです。今後、実施する予定の雑誌の整理の為にスキャンモードの比較も行ってみました。

実際に行ったこと

ScanSnap Manager(ドライバ,405MB)インストール
・オンラインユーザー登録(番号控えて付属のカードは廃棄)
・オペレーターガイドをローカルにコピー
Adobe Acrobat 8 Proffessional(925MB)インストール
Acrobatのヘルプファイルをローカルにコピー

原稿サイズ自動検出、両面同時読み取り機能は便利


最近はスキャナに触れる機会があまりなかったので、この機能には驚きました。平置きタイプのスキャナのような煩わしさがなく、人の手間がほとんどかかりません。スキャンしたい原稿、雑誌をセットしたら本体のスキャンボタンを押すだけです。付属のソフトの使い勝手も良いと思います。

読み取りモードの比較

試しに付属のスタートアップガイドをスキャンしてみました。圧縮率はデフォルトの3(5段階)に設定しています。

ノーマル(カラー:150dpi,白黒:300dpi相当) :文字がにじむので見づらい。

ファイン(カラー:200dpi,白黒:400dpi相当) :文字認識もOK。サイズ重視ならこれ。

スーパーファイン(カラー:300dpi,白黒:600dpi相当) :ほぼ実物と変わらない精度の高さ。

エクセレント(カラー:600dpi,白黒:1200dpi相当) :サイズ大の為、用途を見極める必要が。

結論は「スーパーファイン」

上記の結果からも最も画質を落としたノーマルモードでも文字の判別程度なら問題ないように思えました。ただし、文字のちらつきが気になります。それに対し、その他のモードでは鮮明さは上々。雑誌のスキャン目的だと、ある程度の鮮明さも必要なのでノーマルは却下。エクセレントは非常に綺麗ですが、読み取り時間が他のモードよりもかかり、ファイルサイズも増大するので今回の目的には不向き。残った2つのモードの比較では、どちらもさほど違いはありませんが、より高画質なスーパーファインでスキャン作業を行っていくことにしました。